エレファスゾウカブト飼育記

Megasoma elephas elephas

メキシコ カテマコ産

エレファスゾウカブト♂90mm
エレファスゾウカブト♂90mm
累代 CBF1×CBF1 (インライン)
サイズ ♂90mm×♀59mm
羽化 ♂♀共に2010/9取り出し
備考 特に無し
エレファスゾウカブトはゾウカブトの中でも結構有名ですね。
本当はどうなのかは分かりませんが、世界一重いカブトとして知られています。
皆さんもご存知でしょうが、エレファスゾウカブトは全身に茶色っぽい微毛が生えています。
基本的にゾウカブトは2・3年幼虫期間がかかるのですが、エレファスは最短で1年半ほどで羽化してくるようです。
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2010年11月21日 個体紹介
私は基本的にクワガタよりカブトのほうが好きなのですが、うちには外国産カブトがいません。。。
で、「ゾウカブトってのんびり飼育できそうでいいなぁ」とか考えていて目をつけていたのですが、幼虫のほうが安価なので「成虫ペアを買うのはどうかな〜」と考えていたとこだったのですが・・・オークションで見ていたら激安で売っているのを発見、しかも即決!
すぐに落札してしまったことは言うまでもありません(笑)
前置きが長くなりましたが、個体紹介と行きましょう。
エレファスゾウカブト♂90mm エレファスゾウカブト♂90mm エレファスゾウカブト♂90mm エレファスゾウカブト♂90mm エレファスゾウカブト♂90mm
エレファスゾウカブト♂90mm
90mmと♂としては小さいほうに入ってくるサイズですが十分力が強いです。
なので、こんな風に手に乗せないほうがいいです。。。
飼ったことがある人はわかると思いますが、エレファスはとてもフセツがでかくてつかまる力も強いです。
なのでこの後の手は傷だらけです。気をつけましょう。。。
あと、顎で噛んでくるんでそれも痛いんですよ。。。
フセツが痛いの図
フセツが痛いの図
顎もあります
顎もあります
少し上でも説明しましたが、エレファスの体の表面には微毛が生えております。
フワフワして気持ちいいですよ^^;)
どうしても飼育していると毛が抜けてしまうようですが今のところきれいに生えそろっています。
♂はこのくらいにしておいて、
エレファスゾウカブト♀59mm
エレファスゾウカブト♀59mm
私としてはこの大きさでも大きいのですが、80mmくらいになるそうで驚きです。
♂と同じように微毛が生えています。
体の割には寿命が短い種類のようなので近いうちにペアリング、産卵までいきたいと思います。
2010年11月27日 ペアリング
後食もしていて、♂も♀もケース内で暴れて元気そうなのでペアリングしてみました。
エレファスゾウカブト ペアリング
エレファスゾウカブト ペアリング
♀が結構動いていたのですが、止まり木につけて♂を乗せてみたところすんなりと交尾が成立しました。
その後1時間くらいで離れていたので、♂と♀を別々のケースに入れました。
しばらくゼリーを食べさせて、産卵セットに投入したいと思っています。
2010年11月31日 産卵セット
♀が暴れ脱走してばっかりなので、産卵セットに投入しました。
産卵セット
産卵セット
今回は小さめの衣装ケース(大体20L)を使い産卵セットを組んでみました。
ちなみにマットは、月夜野きのこ園さんのきのこMATに菌糸カスを混ぜ込み、超微粒子化した物を使いました。
ひそかに期待しながら2週間ほど待ってみたいと思います。
2010年12月6日 ♀取り出し
最近ケースからブンブン聞こえるので見てみたら、♀が出てきていました。
見てみるといつの間にか触角が片方取れていました(ToT)
ただ出ているだけだと思っていたので、潜るかと待っていたのですが、気配がないので取り出しました。
あまり産卵している気配がないのが心配なんですが、割り出しも近日しようかと思っています。
2010年12月18日 割り出し
とりあえず幼虫が見えるのを待とうと思っていたのですが新しい産卵用ケースがないので、割り出すことにしました。
最初あまり期待していなかったのでに結構荒くケースをひっくり返していたら、卵が1個出てきました。
というわけで慎重に割り出した結果。
エレファスゾウカブト 卵
エレファスゾウカブト 卵
15個卵が取れました。
大体6日間セットしていたので1日に2・3個ということになります。
結果としてはまあまあよかったです。
後は孵化してくれるのを待つだけです。
ちなみにですが、卵の管理方法を紹介しておきます。
卵の管理
卵の管理
こんな感じにケースの側面に穴を開け、卵を落として埋めておく方法です。
これだと、観察もできるし、環境的にもいいと思ってこの方法で管理しています。
割り出しでケースが空いたのでまた産卵セットを組もうと思っています。
2010年12月25日 産卵セット
クリスマスの夜に何をしていたかというと、エレファスの産卵セット作り(笑)
というわけで、ペアリングをせずにそのまま産卵セットに投入です。
産卵セット(前回の画像と同じです)
産卵セット(前回の画像と同じです)
(画像は撮っていなかったので、前回の産卵セットの画像です。)
ちなみにマットは前回のものを使用しましたが、上のほうが足りなかったもんで、とりあえず近くにあったくわMATで補いました。
前回得られた卵はまだ孵化はしておりませんが、まあ大丈夫そうなのでいいとしましょう。
♂については、だんだん毛が薄くなり茶色っぽいのが黒っぽく・・・。
でも、まだ元気にしていますよ。
今度また♀が上に出てきたところを見計らって取り出して適当なタイミングで割り出していきたいと思います。
そのとき、♂♀共に元気そうであれば、再ペアリング→産卵セットという具合で、いきたいと持っています。
2010年12月31日 孵化
♀をもう産卵セットに投入してしまったのでかかっているか心配だったのですが、今見たところ無事に孵化していました。
エレファスゾウカブト 孵化
エレファスゾウカブト 孵化
画像がきれいじゃないのは許してください^^;)
まだ1頭だけですが、卵はちゃんと成長してくれているみたいなのでたぶん大体は孵化してくれそうです。
2011年01月03日 種親♀死亡
産卵セットをあと1セット組もうと思っていたのですが残念ながら、今日確認してみたところ、マット上で死亡しているのを確認しました(T-T)
エレファスゾウカブト♀ 標本
エレファスゾウカブト♀ 標本
せっかくなので、標本にしてあげました。
エレファスは寿命が短いとは聞いていたのですが、産卵もして5ヶ月といったらまあまあ長生きしてくれたんじゃないかと思っています。
現在卵はどんどん孵化していますので、孵化率は結構高いかもしれません。
あと、まだ割り出ししてない産卵セットもありますので、それも少しだけ期待しておきたいと思います。
2011年01月28日 マット交換
卵を孵化させるために中ケースで保管していたのですが、すっかりコバエだらけになってしまいマットが劣化していたので、幼虫たちのマット交換をすることにしました。
また、別の話ですが、2回目の産卵セットはボウズorz...
わざわざ記事を書く必要もないのでここに書いときます。
エレファスゾウカブト幼虫
エレファスゾウカブト幼虫
14頭の幼虫が出てきました。(確か15頭全部孵化したはずなんだが・・・)
まあ孵化率よかったので気にしない気にしない。ちゃんとふるいにかけて探しましたよ。。。
というわけで、とりあえずの中ケースです。
マットは家の近くのショップのカブトマットです。
おそらくすぐにマットがなくなると思うので、頻繁にチェックしないといけません。
ある程度の大きさになったら、1頭ずつ飼育していきたいと思います。
2011年03月21日 マット交換
エレファスの中ケースを見ていると、幼虫がでかくなっていることに気づきました。。。
「やべ、これは減ってるかも(共食い)」と思いあばいてみると・・・
エレファスゾウカブト幼虫
エレファスゾウカブト幼虫
ごろごろ出てきて、案の定9匹になっていました(泣)
まあこんなズボラ飼育では当たり前ですが・・・
というわけでとりあえず今あるケースに分けておきました。
ちなみに幼虫の大きさは1g〜14g程度でした。
ケースは1800cc、1400cc、ミニ、に分けています。
たぶんこのままでは狭いので、またそのうちマット交換ですね。。。
2011年06月13日 マット交換
気づいたら何気に大きくなっていたので、9匹のうち特にマットが減っていた6匹取り出してみました。
73g
73g
69g
69g
63g
63g
72g
72g
51g
51g
44g
44g
おお、でかくなっているな。
♂♀はあっているか分かりませんが、♂は最大73g、♀は最大63g(♂だったりして)がいました。
もっとでかくなってほしいところなので、♂3匹(大きいほうから)と♀1匹(63g)を中ケースで単独飼育にしています。
小さい♂♀は大ケースにて、同居飼育です。
マットはきのこMATそして、材をそれぞれ1本入れておきました。
大きくなれよ〜
大きくなれよ〜
無事大きくなって次には100gを普通に越していたらうれしいです。
2011年10月10日 マット交換
前回交換から約4ヶ月ほど経ちました。
そろそろ交換でしょう。
ちなみにこの前の残りの三頭というのは、記事を書いた後に交換しておきました。
ではいってみましょう。
♂92g
♂92g
♀84g
♀84g
♀78g
♀78g
♂112g
♂112g
♂114g
♂114g
♀70g
♀70g
♀83g
♀83g
♂93g
♂93g
♀78g
♀78g
これからもきのこマットでいき、ケースは中ケースか大ケースに2頭という形で飼育していきます。
♂♀判別は体重で判断しているので合っているのかはわかりません。。。
一応4♂5♀ということにしています^^;)
やっとこさ100gを超えるものが現れはじめました。
しかしでかいよなぁ。
これほどのサイズの幼虫は初めて見ました。
これからはおそらく急激な伸びは無いかと思われるので、ゆっくりと羽化を待ってみましょう。
2012年2月3日 マット交換
今日は時間があったので、マット交換をしてみました。
そういえば少し前にコバエが大量に発生していたが大丈夫か?
早速1つ目のケースを取り出すと、でっかいきのこが・・・。
すぐ捨てました(+_+)
さて、じゃあいってみましょうか。
♂93g
♂93g
♂101g
♂101g
♀83g
♀83g
♂114g
♂114g
♂103g
♂103g
♀87g
♀87g
♂90g
♂90g
♂124g
♂124g
♀74g
♀74g
てな感じです。
また体重だけで判別していますが、6♂3♀???
♂が増えました。
ゾウカブトの♀って90gまでいくのかな?
と、いろいろ書きながら考えていると、♀確定は74gの1頭だけじゃないかと。。。
8♂1♀だけは避けたいな・・・。
でも逆に90gのやつが♀だったら、どでかいやつが出てきそうで楽しみでもあります。
大きくなれよ〜
大きくなれよ〜(ピンボケ)
マットやケースはこの前と同じです。
早いやつで羽化まであと4ヶ月はかかるのかな・・・。
まだまだ時間はかかりそうですが、気長に待ちましょう。
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