ヒラタクワガタ飼育記

Dorcus titanus pilifer

福岡県福津市産


ヒラタクワガタ♂65mm
ヒラタクワガタ♂65mm
累代 WF1×WF1 (インライン)
サイズ ♂65mm×♀36mm ♂60mm×♀37mm(ブリード中止)
羽化日 ♂♀共に2011年3月〜4月
備考 特になし
目標サイズ ♂70mm ♀40mm
日本には数種類のヒラタクワガタがいますが、この種が一番一般的ではないでしょうか。
ヒラタクワガタは山形県以南に生息するクワガタで、東北以北の方はあまりなじみが無いクワガタかもしれません。
しかしながら、西日本では比較的簡単に採集もできてとても身近なクワガタです。
今回は2010年に採集したWD個体の子から飼育記を書いていきたいと思います。
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2012年02月07日 個体紹介
さて、では個体紹介をしていきます。
まずは♂からですね。
ヒラタクワガタ♂65mm ヒラタクワガタ♂65mm ヒラタクワガタ♂65mm ヒラタクワガタ♂65mm
ヒラタクワガタ♂65mm
♂65mmです。この個体が現在持っている個体の中で最も大きい♂です。
しかしながら、大きくも小さくもない平凡な個体です^^;)
そしてこの♂とペアリング予定の♀です。
ヒラタクワガタ♀36mm ヒラタクワガタ♀36mm
ヒラタクワガタ♀36mm
こちらの♀は、65mmの♂と掛けようと思っています。
なぜこの♀を選んだのかというと、実はこれよりもサイズの大きい♀は何頭かいたのですが、この個体は横幅が細い個体なのです。
このように書くとどこがよいのかわからないと思うのですが、私は幼虫体重が横幅にもっていかれず縦にもっていくことによって大型が狙いやすいんではないかと思っています。
また横幅が太い個体は、それ以上体長が伸びないため横に伸びたのではないかと考えてみると、やはり細い個体を選んでしまいます。
↑ここら辺は私の考えですので正しいかどうかは分かりません。
そしてもう1♂気になっているのがいるのですが、
ヒラタクワガタ♂60mm ヒラタクワガタ♂60mm
ヒラタクワガタ♂60mm
こちらは先ほどの個体よりも小さい個体です。
裏側を見てみると
赤い腹 赤い腹(比較用)
赤い腹
腹が気持ちだけ赤い感じがします。
右側の画像は、先ほどの65mmの腹です。
撮影条件は同じでフラッシュありでの撮影をしています。
日光のしたでは、ほんのり赤いというところでしょうか。
これは遺伝するようなものなのかはわかりませんが、ためしに飼育をしてみたいなと考えています。
そして、そのためのもう1♀。
ヒラタクワガタ♀37mm ヒラタクワガタ♀37mm
ヒラタクワガタ♀37mm
こちらの個体は普通にサイズで選びました。
こちらについては赤系がつながればいいなと思っています。
とりあえず65mm×36mmのブリードはするつもりなのですが、60mm×37mmはするかどうかちょっと微妙です。
余裕があればしようかと思っています。
ブリードは4月ごろから始めようと考えています。
2012年04月15日 ペアリング
私の周りのブリーダーさんも、国産種のブリードを始められているので、私も今日から開始です。
とりあえず今期は♂65mm×♀36mmの1ペアのみのブリードに決定しました。
なのでとりあえずペアリングのセットを。
ペアリング
ペアリング
ペアリングの方法は、単純に小ケースに同居させるだけです。
♀殺しがちと心配ではありますが、たぶん大丈夫・・・(←根拠なし)
1週間ほどしてから取り出して、産卵セットを組む予定にしています。
2012年05月02日 産卵セット
ペアリング開始から、結構放置してしまっていますが、♀は無事でした。
というわけで、産卵セットを組みました。
産卵セット
産卵セット
セット内容としては、材無しでくわMATのみを、下8割硬詰めで、あと2割ほどをふんわりとかぶせました。
今までの経験から、ヒラタ系は材無しでも充分産んでくれるので、マットのみとしました。
というわけで1・2ヶ月ほどしたら割り出しをしたいと思いますね。
2012年05月27日 幼虫確認
あのあと、卵を確認したら潰れてしまったり、しょうがないので♂を投入したり、なんだりしていたのですが、無事に今日幼虫が確認されました。
幼虫確認です
幼虫確認です
次世代が取れ、ほっと一安心です。
もうしばらくしたら、割り出しをしたいと思っています。
2012年06月02日 ♀取り出し
本日、♀がマット上を歩いているのを確認し、幼虫も確認できていることなので取り出しをしました。
お疲れ様です
お疲れ様です
前回の記事にもありますが、もうしばらくしたら割り出しをします。
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